【NHE CONNECT事例】アラート表示などが日本語対応で安心感、安全最優先の原則に貢献。東京九州フェリー株式会社様
(左から、岡本船長、鍛冶二等航海士)
- 社名
- 東京九州フェリー株式会社
- 業種
- 海運会社
- 所在地
- 北九州市
2019年4月の創業、まだフェリーの運航期間は約3年という短い期間ではあるものの、地域の物流はもちろんのこと、地元の人や観光客にとって不可欠な交通手段として親しまれ続けています。
「はまゆう」は横須賀市、下関市の市花である浜木綿(はまゆう)のようなゆったりとした気品ある船内空間をモチーフで造られており、ペットと過ごすことのできる部屋やドッグフィールド、スクリーンルーム、スポーツルームなどの施設も備え、旅の快適さをより一層充実したものにする工夫かなされています。
そして今回、「はまゆう」に、弊社のグラフィカルセーフティシステム(以下、NHE CONNECT)を納入させていただきました。今回は従来システムからの導入に至るまでの背景と導入後の変化について、船長の岡本さん、二等航海士の鍛冶さんにお話を伺いました。
01 課題
- 900個近く設置されている探知器等の特定が非常に困難だった。
- 警報が発生した場合、火災警報装置のメインパネルで操作が必要だった為、若干煩らしさがあった。
02 提案と解決策
- 提案の目的: 火災探知装置にNHE CONNECTを追加し、課題を解決する。
- 解決策: NHE CONNECTの導入により、以下の改善が実現された。
- メンテナンスのための部品の準備も事前に行えるようになり、より便利になった。
- NHE CONNECTの画面で操作できるので煩わしさがなくなった。
旧システム以上に利便性が向上し安全最優先の原則にさらにマッチ。
NHE CONNECT導入前の課題を教えてください。
岡本船長
探知器等の端末機器が900個近く設置されているので、特定するのが非常に困難で、グラフィック表示されると瞬時に特定できて助かっていました。
大きな課題はありませんが、警報が発生した場合、モニターで作動場所確認した後、火災警報装置のメインパネルで操作が必要で若干、煩らしさがありました。
日本語対応も可能で安心感。
NHE CONNECTを導入したことによる変化を教えてください。
鍛冶二等航海士
NHE CONNECT側で、これまで出来なかった機能のリセット・休止モード等、操作ができるようになり、マップと合わせ、操作が出来るので非常に理解しやすくなった印象です。
日本語の表記も出来て、誰でも理解や操作しやすくなりました。
NHE CONNECTを導入して良かった点や、ご期待に沿えなかった点はありますか?
鍛冶二等航海士
火災警報装置のメインパネルをほとんど操作することなく、NHE CONNECTの画面で操作できるので煩わしいさがなくなりました。
故障などの範囲も見やすくなりましたし、探知器の汚れなどの状態も表示できるので、メンテナンスのための部品の準備も事前に行えるようになり、より便利になりました。
火災を起こさない、拡大させないための備え。
NHE CONNECTの導入に対して、それぞれ満足度をお知らせください。
岡本船長
・操作のしやすさ(タッチパネルやキーボード・マウスでの操作)
タッチ操作も軽快で良いです。
・画面の見やすさ(メニューや配色・ボタン位置など)
スマホやタブレットのような操作で、取扱説明書がなくても誰でも扱える感覚です。
鍛冶二等航海士
・機能の種類(各種探知器の情報表示や休止モードの設定など)
汚れの表示も非常にわかりやすい。休止モードの設定も完成図を見ないで出来て非常に便利です。
NHE CONNECTに期待する改善点や、追加されるとよい機能はありますか?
岡本船長
火災関連の機器情報(消火器の設置個所や避難誘導やライフジャケットの収納箇所)も表示出来るような機能があればより便利なると思います。
鍛冶二等航海士
また、水密扉など他装置の情報表示の追加や、監視カメラとの連動の開発のお話もききましたが、今後、是非とも提案・実現してほしいです。
現在、貴社で取り組んでいる安心・安全に関する目標や課題などを教えて下さい。
岡本船長
安全運行をモットーに日々の業務を遂行しています。ちょっとした危険だと思われた事例事象や出来事はヒヤリハットに挙げ、他船で発生した事例事象も日々社内共有し解決策を考え、会社全体で未然に発生防止出来るシステムを構築し、安全航行を心掛けています。
鍛冶二等航海士
火災警報装置などの機器は船員各自で扱えるようにしています。
年に1度の研修会で航海士が講師を行い、毎回違う航海士が講師を行い装置の把握・理解レベルを確認しあっています。
相談無料。気軽にお問い合わせください。
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